
目次
RIZIN とは
RIZIN FIGHTING FEDERATION(ライジン・ファイティング・フェデレーション、略称:RIZIN、RIZIN FF)は、日本の総合格闘技団体。
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朝倉兄弟や堀口恭司などが参戦している国内最大の総合格闘技(MMA)競技会。海外サイトの団体ランキングでも 5 位(2023 年 07 月現在)にランクイン
競技そのものも魅力ではあるが、入場などのエンターテイメント性は世界一と言っても過言ではないだろう
主に総合格闘技(MMA)の試合が行われるが、キックボクシングやエキシビジョンでのグラップリングマッチ等も行われる
またフェデレーション(競技会)と名乗る通り、様々な団体と協力し団体の垣根を超えたマッチメイクも行う。23 年 7 月 30 日に行われる超 RIZIN.2(スーパー ライジン)も 北米 MMA 団体 Bellator と RIZIN の 2 部制で行う。
総合格闘技(MMA) 階級一覧
ボクシングやキックボクシングとも違いなんともややこしい。また世界最大の格闘技団体 UFC(アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ)などの北米団体ではポンドで表記される
階級 | キロ | ポンド |
---|---|---|
アトム級 | 47.6kg | 105 lb |
ストロー級 | 52.2kg | 115 lb |
フライ級 | 56.7kg | 125 lb |
バンタム級 | 61.2kg | 135 lb |
フェザー級 | 65.8kg | 145 lb |
ライト級 | 70.3kg | 155 lb |
★ スーパーライト級 | 74.8kg | 165 lb |
ウェルター級 | 77.1kg | 170 lb |
★ スーパーウェルター級 | 79.4kg | 175 lb |
ミドル級 | 83.9kg | 185 lb |
★ スーパーミドル級 | 88.5kg | 195 lb |
ライトヘビー級 | 93.0kg | 205 lb |
★ クルーザー級 | 102.1kg | 225 lb |
ヘビー級 | 120.2kg | 265 lb |
スーパーヘビー級 | 120.2kg 以上 | 265 lb |
★ 2018 年からの新階級で、2025 年現在では定着していない
スーパーライト級に関しては、ベン・アスクレン、ケビン・リー、ダスティン・ポワリエ、コナー・マクレガーが同階級で試合を行いたいという意思を示したが、UFC 代表 ダナ・ホワイトが UFC にスーパーライト級を設立することはないと明言した
参考までにキックボクシング団体 RISE の階級一覧
RISE 階級一覧
- フライ級(-51.5kg)
- スーパーフライ級(–53kg)
- バンタム級(-55kg)
- フェザー級(-57.5kg)
- スーパーフェザー級(-60kg)
- ライト級(-63kg)
- スーパーライト級(-65kg)
- ウェルター級(-67.5kg)
RIZIN で盛り上がっている階級
男子
- フライ級
- バンタム級
- フェザー級
- ライト級
- ウェルター級
- ライトヘビー級(初期)
- ヘビー級
女子
- 女子スーパーアトム級(-49.0kg)
階級ごとの主要選手
フライ級
”史上最強の Made in Japan” 堀口恭司
獲得タイトル
- 第 9 代修斗世界フェザー級王座
- RIZIN WORLD GP バンタム級トーナメント優勝
- 初代 / 第 4 代 RIZIN バンタム級王座
- 第 7 代 Bellator 世界バンタム級王座
- 初代RIZINフライ級王座(2023年)
バンタム級を主戦場に戦ってきたが、2023年にフライ級へ転向し、RIZINバンタム級王座を返上。Bellatorでは契約体重変更や対戦相手の体重超過による試合中止を経験しつつ、同年末には神龍誠に勝利しRIZIN初代フライ級王者となり、RIZIN史上初の2階級制覇を達成した。
”日本のラフ・ダイヤモンド” 神龍誠
獲得タイトル
- 第 5 代 DEEP フライ級王座
- 第 10 代 CFFC フライ級王座
日本のラフ・ダイヤモンドとして注目される、日本フライ級トップコンテンダー。DEEP・CFFCでタイトルを獲得し、RIZINを主戦場に活躍。2024年にはRIZIN.46で日韓戦を制するも、堀口恭司、扇久保博正、ホセ・トーレスに敗れ苦戦を強いられた。
他にも
などなど
バンタム級
”革命のアウトサイダー” 朝倉海
獲得タイトル
- 初代 THE OUTSIDER 55-60kg 級王座
- 第3代・6代 RIZIN バンタム級王座
- RIZIN FIGHTING JAPAN GRAND-PRIX 2021 準優勝
RIZINの象徴的な人気ファイターの一人。バンタム級で王座を獲得し、ジャパングランプリでは準優勝を果たすなど輝かしい実績を持つ。端正なルックスと裏腹に、試合では激しい攻撃を仕掛けるスタイルがファンを魅了している。2024年6月9日、UFCと契約しRIZINバンタム級王座を返上。フライ級に転向し、12月7日のUFC 310で王者パントージャに挑むも2R一本負け。試合後、UFCフライ級ランキング14位にランクインした。
”地獄のエンジェル” 井上直樹
獲得タイトル
- DEEP フューチャーキングトーナメント フライ級 優勝
- 第7代RIZINバンタム級王座
RIZIN.42で元Bellatorバンタム級王者フアン・アーチュレッタと対戦し、RIZINバンタム級王座決定戦進出を賭けた激闘を繰り広げたものの、判定で惜しくも敗北。アーチュレッタは試合後、井上を将来のスターになると高く評価した。しかし、この試合前に右膝を負傷し、十分な練習ができていなかったため、その影響が出た。その後、健康問題で一時欠場し、手術を受けたが、復帰後は元修斗バンタム級王者の佐藤将光と対戦。判定で勝利を収めた。続くRIZINバンタム級タイトルマッチでは、ROAD FCの2階級制覇王者キム・スーチョルにTKO勝ちを収め、井上はついにキャリア初の王座を手にした。
他にも
などなど
牛久絢太郎選手は、フェザー級からバンタム級(-61kg)に転向し、2024年4月29日の『RIZIN.46』で、リオ五輪レスリング銀メダリストの太田忍選手と対戦。しかし、何度もテイクダウンを奪われる展開となり、0-3の判定で敗北を喫しました。試合後には体調に異変が生じたことを明かし、調整の見直しを決意。しかし、バンタム級での初勝利は未だ達成されておらず、次なる試合に向けてさらなる成長を誓う状況です。その後、2024年9月29日の『RIZIN.48』では元修斗バンタム級王者の佐藤将光選手との対戦を迎えましたが、再び0-3の判定負けを喫し、バンタム級初白星への道は依然として遠いままとなっています。
フェザー級
”路上の伝説” 朝倉未来
獲得タイトル
- THE OUTSIDER 2階級制覇
朝倉未来はRIZINで最も人気のある選手の一人で、抜群の打撃センスと高いタックルディフェンス力を持つ実力派ファイター。その戦いぶりは、ファンを魅了してやまない。超RIZIN.3では平本蓮とのLMS王座決定戦に挑むも、1Rに左ストレートでダウンを奪われ、パウンドでMMAキャリア初のTKO負けを喫し、王座獲得に失敗。しかし、引退を決意しつつも、平本蓮にドーピング疑惑が浮上したことで、再戦のチャンスが訪れる。2025年5月に平本蓮との再戦が発表され、ファンの注目が集まっている。
”柔術界の鬼神” クレベル・コイケ
- Rebel FC フェザー級グランプリ優勝(2015 年)
- Rebel FC フェザー級王座(2015 年)
- 第 3 代 KSW フェザー級王座(2017 年)
- 第 3 代 RIZIN フェザー級王座(2022 年)
- 第 6 代 RIZIN フェザー級王座(2024 年)
クレベル・コイケはRIZINデビューから6連続一本勝利を収め、その実力でフェザー級王座を2度獲得。初めて王座を手にした際、体重超過により王者を剥奪されるも、その後も圧倒的な実力を示し、2024年12月に王座を奪還した。
他にも
などなど
* ライト級(-71kg)を主戦場として戦っていた武田光司はフェザー級(-61kg)に転向し、2024年3月のRIZIN LANDMARK 9でフェザー級初戦を勝利。その後、6月に無敗のラジャブアリ・シェイドゥラエフに敗北、12月には新居すぐると戦い、金的によるテクニカル判定で勝利した。
ライト級
”カナリア色の大和魂” ホベルト・サトシ・ソウザ
獲得タイトル
- 初代 REAL スーパーライト級王座
- 初代 RIZIN ライト級王座
RIZINの現ライト級王者、ホベルト・サトシ・ソウザはサブミッション技術が特長で、2019年にRIZINデビュー。次々と強敵を破り注目を集め、2021年には初代ライト級王者となり、その後も防衛を重ねました。2022年にはBellatorとの対抗戦でAJ・マッキーに敗れるも、世界トップレベルの実力を証明。2024年大晦日には前RIZINフェザー級王者ヴガール・ケラモフに一本勝ちを収め、4度目の王座防衛に成功しました。
”お祭り漢” 矢地祐介
獲得タイトル
- 第 5 代修斗環太平洋ライト級王座
- 第 3 代 PXC フェザー級王座
矢地祐介はRIZINで活躍する総合格闘家で、数々の試合で好戦的なスタイルを見せてきました。2016年にRIZINデビューし、連勝を重ねるも、2018年以降は数回の敗北を経験。特にサトシ・ソウザやグスタボとの対戦で敗北を喫し、2021年には王座挑戦も失敗しました。最近では連勝を重ね、2024年には白川陸斗や宇佐美正パトリックに勝利しましたが、大晦日大会では桜庭大世にTKO負けを喫しました。
他にも
などなど
ウェルター級
”裸絞め十段” 中村 K 太郎
獲得タイトル
- SRC ウェルター級グランプリシリーズ 2010 優勝(2010 年)
- 第 8 代 DEEP ウェルター級王座(2015 年)
中村K太郎は、UFCでも活躍した総合格闘家で、戦績49戦の大ベテラン。得意技はチョークスリーパーで、“裸絞め十段”の異名を持ちます。2019年にRIZINに登場し、初戦で1RKO勝ちを収めましたが、同年のBellator JAPANではラーキンに判定負けを喫しました。2020年から2023年4月まで休養し、ジムの経営などに集中。2023年にはストラッサー起一にTKO勝ちを収め、2024年にはライト級に転向。3月23日にはRIZIN LANDMARK 9でサトシ・ソウザと対戦し、1RにKO負けしました。
”越後の RSCL” 阿部 大治
獲得タイトル
- パンクラス 第 22 回ネオブラッド・トーナメント ウェルター級 優勝(2016 年)
- 第 11 代ウェルター級キング・オブ・パンクラス(2017 年)
- DEEP ウェルター級暫定王座(2021 年)
- 第 10 代 DEEP ウェルター級王座(2022 年)
UFC、ONE チャンピオンシップでも活躍。バックボーンが柔道ながら、キックボクシングでもタイトルを手にしている
他にも
- ストラッサー起一
- 田村ヒビキ
などなど
ヘビー級
”日本ヘビー級最後の砦” シビサイ頌真
柔道と柔術をバックボーンに、ヘビー級でありながら高いグラップリングの技術を持つ
”元 貴ノ富士” スダリオ剛
2020 年 7 月に総合格闘技転向を発表し、25 年 2 月現在で 9 勝 3 敗 8 KO。次世代の日本ヘビー級を背負うのは間違いない
他にも
- 関根“シュレック”秀樹
- ロッキー・マルティネス
- 上田幹雄
- 貴賢神
などなど
女子スーパーアトム級
”天然技巧派・超新星” 伊澤星花
獲得タイトル
- DEEP JEWELS ストロー級暫定王座(2021 年)
- 第 3 代 DEEP JEWELS ストロー級王座(2022 年)
- 第 4 代 RIZIN 女子スーパーアトム級王座(2022 年)
- RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2022 女子スーパーアトム級ワールドグランプリ 優勝(2022 年)
女子スーパーアトム級の絶対王者。15 戦 15 勝 フィニッシュ率 60%
”極めのミクロクイーン” 大島沙緒里
獲得タイトル
- 第 2 代 DEEP ミクロ級王座(2020 年)
- 第 7 代 DEEP JEWELS アトム級王座(2021 年)
23 年 6 月 24 日 に開催された RIZIN.43 で 18cm の身長差、2 階級上のパンクラスストロー級クイーン・オブ・パンクラシストのソルトと対戦し一本勝ち
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下記ランキングの順位は 3 年以内に RIZIN(ライジン)で行われた試合での勝利数順
イメージ
テキスト
MY #RIZIN PPUND-FOR-POUND ランキング
1⃣ #堀口恭司
2⃣ #ホベルト・サトシ・ソウザ
3⃣ #クレベル・コイケ
4⃣ #鈴木千裕
5⃣ #ラジャブアリ・シェイドゥラエフ
6⃣ #ヴガール・ケラモフ
7⃣ #井上直樹
8⃣ #扇久保博正
9⃣ #上田幹雄
🔟 #ジョン・ドッドソン
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